ナビゲーター(ナヴェガドール) | boardgame-fan.info
カテゴリー: SF/ファンタジー

ナビゲーター(ナヴェガドール)



基本情報

基本情報
原題 Navegador
発売年 2010年から
対象年齢 12歳以上
プレイ人数 2人~5人
平均プレイ時間 60分から90分
発売価格 (情報なし)

 

どんなゲーム?

ポルトガルから長崎を目指せ!大航海時代を戦略と駆け引きで乗り越えろ


プレイヤーは大航海時代の商人。ポルトガルから長崎への航海を目指しています。
途中の海域は未踏の地ばかり。砂糖や金、香辛料などを獲得しながら植民地を増やし、そこから得られたお金を使って工場を拡大し、船を建設し。。。プレイの選択肢はとても幅広いです。
このゲームはマックゲルツ氏おなじみのロンデル方式。
他プレイヤーとはライバルながらも直接の奪い合いなどがないのも特徴です。(早い者勝ちの要素はもちろんありますが)
ルールがやや難解でインストに時間を要すという点はあるのですが、1回プレイすればだいたい要点はつかめると思います。

ロンデル方式ゆえ、プレイの選択肢が幅広く初プレイ時は何をするのが最適なのか正直わからないと思います。
できることは主に、
・船を進める
・労働者を増やす
・工場、教会、造船所を作る
・お金を増やす
・得点カードを増やす
・植民地を増やす
といったところで、その全てが得点に関わる上に、それぞれがそれぞれのアクションに関わってきます。
例えば、教会を作るには労働者がたくさんいる必要がありますが、労働者を増やすにはお金が必要で、お金を作るには植民地や工場が必要で、植民地を得るには船や労働者が必要で。。。etcといった具合です。
何かが極端に不足していると取れるアクションがグッと狭まるので不足してる要素はないように気を配りながら、自分の得点源を確保することが大事です。
このゲームは市場でお金を獲得できるのですが、そこで獲得できる値段は上下動します。(詳しく書くのは大変なので割愛)
1種類の資源を独占できると基本的には強い傾向があると思います。

このゲームの面白いところは、航海をガンガン進める人が強いかというとそういうわけではないということです。
航海を進めると船がどんどん沈没していくのですが、そうなると獲得できる植民地の数が減るなどの弊害があります。
後ろから追随して行って植民地をたくさん獲得するという戦略の方が強いこともあったりします。
相手の出方を伺いながら自分の戦略を決めていく必要のあるゲームです。

やや重いゲームをやりたい!という時にオススメのゲームです。

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