ドミニオン
基本情報
基本情報 | |
---|---|
原題 | Dominion |
発売年 | 2008年から |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ人数 | 2人~4人 |
平均プレイ時間 | 約30分 |
発売価格 | 4860円ほど |
どんなゲーム?
自分だけのデッキを作って勝利を目指そう!バランス感覚が大事な成長型カードゲーム
「ドミニオン」というゲーム名が表しているように、自国の領土を拡張して相手より多くの得点を獲得したプレイヤーが勝利となるゲームです。しかしこのゲームは、領土獲得ゲームにありがちな陣取りゲームではありません。自国の財産はすなわち自分のデッキなのです。デッキを使用して新たなに領土やアクションカードを増やしてデッキを強化する、という構図のゲームです。
このゲームの特徴はなんといってもアクションカードの豊富さと、それに伴う戦略の多様性にあると思います。ゲームのコンポーネントとしてはたくさんの種類のアクションカードが入っているのですが、一回のゲームで使用するのは10種類だけです。つまり使用する10種類の組み合わせで無限の楽しみ方ができると言うことです。(初心者おすすめのカード組み合わせ、も解説書に書いてあるので安心です)
ルールはいたってシンプルですが、奥が深く長く遊べるゲームと言えるでしょう。じっくりと遊んでみたい、という時にオススメのボードゲームです。
>>ざっくりルール
・カードには「アクションカード」「勝利点カード」「財宝カード」の3種類がある
・最終的に「勝利点カード」の合計点が一番高いプレイヤーが勝ち
・最初に「銅貨(財宝カード)」7枚と「屋敷(勝利点カード)」3枚をデッキとして用意し、5枚をランダムに引いて手札とし、残りの5枚を山札として伏せて置いておく。
・自分のターンはアクションフェーズと購入フェーズとクリーンアップフェーズに3分される
・アクションフェーズでは手持ちのアクションカードを使用できる。
・アクションカードがない場合はスキップされる
・アクションカードは基本的に1回しか使用できないが、使用したアクションカードの効果によっては複数回使用することもできる。
・購入フェーズでは手札とアクションカードの効果で得た財宝カードの合計値に応じて場にある「財宝カード」「アクションカード」「勝利点カード」を購入できる。こちらも基本は1回しか購入できないが、アクションカードの効果がある場合この限りではない。
・クリーンアプフェーズでは手札を全て捨て札置き場に捨て、山札から5枚の手札を補充する。
・山札がなくなった場合は捨て札をシャッフルし山札とする。
・3種類のアクションカードが場からなくなるか、「属州(勝利点カード)」が全部なくなった場合にゲームが終了し特典を計算する。
>>簡単な攻略情報
このゲームの攻略方法はなんといってもデッキのバランスにあります。
アクションフェーズを有効に活用するためにも、一定の枚数のアクションカードはデッキに仕込んでおきたいですし、購入フェーズでの選択肢を増やすためにも財宝カードも一定欲しい。しかし最終的には勝利点カードの点数で勝敗が決まるので勝利点カードも捨てがたい笑
なるべくデッキ内の各カードのバランスを保つことが大事です。手札に勝利点カード5枚、とかくると何もできないままターンが終了します笑
上記のような自体を避けるために勝利点カードをうまく処理するアクションカードを活用することが大事です。
また、銅貨は終盤お荷物になってくる(属州を買うためには銅貨だけでは足りない)ので、積極的に除外か銀貨にアップグレードしていきましょう。
アクションカードをコンボさせる、という考え方を持つことが大事です。村や市場などでドローしつつアクション回数を重ねて、購入フェーズまでに金を貯めましょう。属州は8金必要なので、コンボを重ねないと初期手札だけで購入するのは非常に厳しいです。
▼初心者におすすめのアクションカード10種類
・掘
効果:2枚ドロー。相手の妨害時に手札に持っていれば防げる。
考察:相手が妨害カード(民兵、魔女など)をどれくらい買っているかによって買う枚数を決めたいところ。自ターンでは2ドローのみでアクション回数は増えないので効率が悪いことが多い。村コンボの最後に持ってくるなどの使い方はよい。安いからといって書いすぎは注意が必要。
・地下室
効果:+1アクション、手札から任意の枚数捨てて、捨てたぶんだけ山札から補充する。
考察:手札内の勝利点カードを抹殺できる貴重なカード、アクションも減らないので村などとの相性も良い。安く変えるお手軽カードなので序盤に買っておくと後半勝利点カードが増えてきた時に重宝するかも。
・村
効果:+2アクション、1ドロー
考察:コンボを始めるための起点のカード。超重要。このカードが一枚もないと相当厳しい状況に追い込まれる。複数枚持っていても手札が劣化しづらいので序盤は買えるうちに買って置いた方が良い。民兵のような邪魔カード、鍛冶屋のようなドーロカードと相性が良く、コンボが決まれば序盤から高価なカードを購入できるチャンスを作れる。一方でアクションカードが少ないとコンボが不発に終わってしまうので注意が必要。
・木こり
効果:+2金、+1購入
考察:使いどころが難しいカード。工房が同額で実質+4金、+1購入であることを考えると工房が優先となるケースが多いと感じる。
・工房
効果:4金以下のカードをもらえる。
考察:序盤の財宝カード比率が少ない間は重宝するかもしれない。村の購入などに充てよう。終盤は要らないので序盤で買いすぎないように注意が必要なカード。
・民兵
効果:相手の手札を3枚にする。+2金
考察:相手を妨害できるカード。2金増えるので序盤の金欠時にも嬉しい。村のコンボなどでドローカードと組み合わせるとよい。相手が掘を買いあさっている時などは不発が多くなるので使いどきに注意。
・鍛冶屋
効果:カードを3枚ドロー
考察:コンボ前提のカード。単体で使うとアクションカードを引いて無意味になる可能性が高い。村の次に使うといい感じにコンボが繋がることが多い。鍛冶屋ばっかり持っていても仕方ないので枚数には注意が必要。
・改築
効果:手札から1枚廃棄して、そのカード+2金以内のカードを取得する。
考察:デッキ内の不要なカードを捨てられる貴重なカード、基本的な使い方は庭園を4金カードに変える、金貨を属州に変えるなどがある。また、改築自体が被った場合、改築を改築して金貨に変えられるので複数枚所持することにデメリットが少ないカードだと言える。
・市場
効果:+1アクション。+1ドロー。+1買い物。+1金。
考察:コンボの間に挟むとお得感の出るカード、この+1金が効いてくることが多い。持っていて困ることがないので買うカードがなければ積極的に買って行きたいアクションカードである。
・鉱山
効果:手札の銅貨1枚を銀貨に、あるいは銀貨1枚を金貨に変える。
考察:終盤不要になる低レベル財宝カードを処分できる貴重なカード。交換した財宝カードは購入フェーズで使用できるのも特徴。しかし同じ5金カードでは汎用性の観点から市場の方が魅力的であり、なかなか食指が伸びないカードとも言える。
ドミニオンを購入するには
インターネットで購入すると、定価よりも安く買えることがあります。
要チェック!
amazonで買う
楽天で買う
編集部オススメのボードゲーム
-
- レッドドラゴン・イン
- 対象年齢:13歳以上
- プレイ人数:2人~4人
- プレイ時間:約45分
- 販売価格:4112円ほど
- ▼一言紹介
- 冒険が終わったからといって安心してられない!パーティになりきって仲間から分け前をぶんどれ
...詳しく見る
-
- オロンゴ
- 対象年齢:10歳以上
- プレイ人数:2人~4人
- プレイ時間:約40分
- 販売価格:(情報なし)
- ▼一言紹介
- 巻貝で競りを行い、イースター島にモアイを建てまくれ!
...詳しく見る
-
- バニーバニー・ムースムース
- 対象年齢:9歳以上
- プレイ人数:3人~6人
- プレイ時間:20分から30分
- 販売価格:3000円くらい
- ▼一言紹介
- ボードゲーム界隈で密かに話題!パーティゲームの最高峰
...詳しく見る
-
- ドミニオン
- 対象年齢:8歳以上
- プレイ人数:2人~4人
- プレイ時間:約30分
- 販売価格:4860円ほど
- ▼一言紹介
- 自分だけのデッキを作って勝利を目指そう!バランス感覚が大事な成長型カードゲーム
...詳しく見る
-
- 枯山水
- 対象年齢:10歳以上
- プレイ人数:2人~4人
- プレイ時間:約45分
- 販売価格:8000円ほど
- ▼一言紹介
- 和風な庭園を作り上げていくのが魅力的なボードゲーム
...詳しく見る