クー
基本情報
基本情報 | |
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原題 | Coup |
発売年 | 2012年から |
対象年齢 | 9歳以上 |
プレイ人数 | 2人~6人 |
平均プレイ時間 | 約15分 |
発売価格 | (情報なし) |
どんなゲーム?
ハッタリをかませ!陰謀渦巻くイタリアで最後まで生き残れるか?
あなたは陰謀渦巻くイタリアの都市国家の家長。
自分は二人の部下を持っていて、二人とも死んでしまったらゲームオーバーです。自分の部下が殺される前に相手の部下を殺さないといけません。
このゲームはハッタリ力が大きな力をいうゲームです。嘘をつくのが苦手な人は苦戦するかもしれません。
また、ハッタリをかますにはリスクが伴うので、適切なリスク管理ができる人は強いでしょう。
>>ルール
まず、各プレイヤーは手元に二枚の人物カードを伏せておいておきます。
そのカードは自分しか見ることができません。
人物カードは5種×3枚ずつ入っています。人物の種類と効果は、
・公爵・・・「徴税」をすることができる。他人の援助をブロックできる。
・刺客・・・「暗殺」をすることができる。
・女伯・・・「暗殺」をブロックできる。
・大使・・・「交換」をすることができる。「強奪」をブロックできる。
・船長・・・「強奪」をすることができる。「強奪」をブロックできる。
となっています。
プレイヤーは自分の手番に、下記行動の中から1つを宣言、実行することができます。
・収入…金貨1枚獲得。
・援助…金貨2枚獲得。【ブロック:公爵】
・クー…1人指名し死亡させる。金貨7枚消費。
・徴税【公爵】…金貨3枚獲得
・暗殺【刺客】…1人指名し死亡させる。金貨3枚消費。【ブロック:女伯】
・交換【大使】…山からランダムに2枚引き、望むなら1枚交換。
・強奪【船長】…1人指名し金貨2枚奪う。【ブロック:大使、船長】
例えば、自分が「公爵」と「刺客」を持っていたら、「収入」「援助」「クー」「徴税」「暗殺」を実行することができます。
しかし、他のプレイヤーは自分が何を持っているの知りません。なので、「大使」をもっていると装って「交換」を宣言することもできます。
手番の実行に対して他のプレイヤーはブロックを宣言することができます。ブロックできるのは、
「援助」>「公爵」
「暗殺」>「女伯」
「強奪」>「大使」「船長」
です。しかしこれも手番の実行と同じように、自分の人物カードを偽って宣言できます。
例えば「暗殺」を宣言された時に、自分の人物カードに「女伯」がいなくても「ブロック」と宣言できます。
手番の実行、もしくはそれに対するブロックを宣言したプレイヤーに対して、他のプレイヤーは「チャレンジ」をすることができます。
チャレンジは、相手が宣言した行動は相手の持ち札では実行できないと判断した時(相手が自分の手札を偽っていると思った時)に宣言します。
チャレンジを宣言されたプレイヤーは、本当に手番の実行、ブロックが可能な人物カードを持っていればそれを相手に示します。正しかった場合チャレンジを宣言したプレイヤーの人物カードが一人死亡します。そして相手に示してしまったカードは山札に戻し新しい人物カードを一枚引きます。
もしチャレンジをされた際に嘘をついていた場合は、自分の人物カードが一人死亡します。
この手順を繰り返して行って、最後まで自分の人物カードを守り切ったプレイヤーが勝利です。
>>戦略
このゲームのポイントは、ハッタリを使うタイミング、それにつきます。
まず使うべきなのは初手です。初手の「徴税」「交換」は相手のデメリットが少なく、チャレンジのメリットが薄いので大抵通ります。
一回「徴税」を通せばブロックされずに3枚ずつ金貨を獲得できるので有利です。また「公爵」がいれば相手の「援助」をブロックできるため相手の「クー」発動までの時間を遅らせられます。
ブロック不能の「クー」ができる7枚の金貨をいかに相手より早く貯めるかが大事なので、手札に「公爵」がいると思わせておくことが大事です。
もう一つ「大使」の有効活用です。「大使」を使えば手札を交換できるので、それまでの嘘や行動の影響をなかったことにすることができます。
「大使」を使って「大使」じゃない方を交換するなどして、手札を回して相手を混乱させましょう。
また「大使」がいれば「強奪」をブロックできるので相手からの介入リスクを抑えられます。
「暗殺」は使い所の難しいカードです。暗殺はブロックされる確率が高く、「チャレンジ」をしない限り金貨3枚の浪費で終わる可能性が高いです。※もし相手が残り一枚の場合、ブロックをしないという選択肢がない。リスクの割にリターンが少ないカードという印象です。
同じ理由で「女伯」も使いづらいカードです。相手が「暗殺」をしてこない限りはゴミなので、早々に「大使」で交換してしまうのがよいでしょう。
「公爵」「船長」のコンビで自他共にから金貨を集めまくり、「クー」で安全に殺すというのが一つの安定した戦法かもしれません。
また、このゲームは自分の人物カードが1枚になった瞬間に取れる戦略の8割くらいが失われるので、2枚の相手を優先して倒していきましょう。
(1枚だと大使でカードを回す戦略が取りづらくなるのが痛い)
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